どうも、こんにちは。Hachiです。
今回は、アマミマルバネクワガタ(徳之島)の2齢以降の飼育計画を立てます。
いつも雑管理になりがちなので、今回はガチ管理していくよ!
ドルクス佐賀 微粒子カブトマット(以下カブトマット) 50L 5,620円(送料込)
サナダ精工 なるほどパック お砂糖 1個 110円(税込)
2025.2.10頃実施予定
原則:カブトマットを使用
2025.5.10頃実施予定
原則:カブトマットを継ぎ足す
2025.10.1頃実施予定
原則:カブトマットを継ぎ足す
10頭は赤玉土を配合マットにする 10g/5L
10頭はバイオ発酵マットを試す
※1ヶ月に一回は霧吹きをする
明らかにマットの劣化が認められる場合には、早めにマット交換
2026年8月くらいor2027年8月くらい
2024年9月~10月に採卵を終えた初齢幼虫は、翌年2025年1~3月には2齢に加齢する予定です。
生存数に余裕があれば、このタイミングで何頭か個別飼育に切り替えるよ
2024年11月時点で、初齢幼虫は1頭あたり100mlのマット量でプリンカップで多頭管理しています。
初齢の間はこれでもいいのですが、2齢になると流石に過密飼育になってしまいます。
かといって、単独飼育にしてしまうと落ちる可能性があるので2齢の間は多頭管理を継続します。
したがって、プリンカップ→中ケースに移行して1頭あたり400-600mlのマット量に調整します。
追加するマットは「ドルクス佐賀 微粒子カブトマット」を使用予定です。
ヤエマルの時はいつも「RTN Uマット」「月夜のきのこ園 完熟マット」などを使用していたのですが、今回は上記マットを使用してみます。
Uマットだとコストがかかりすぎる
2025年5月には3齢幼虫に加齢するかと思われます。
マルバネ系は3齢幼虫になるとかなり強くなるので、個別飼育に移行します。
引き続きマットはカブトマットがメインです。
容器は100均の砂糖入れ(1.9L)容器を使用します。
種親♂は2齢から1.4L容器で飼育したのにも関わらず、48mmとかなり小さかったので容器を大きくします。
ヤエマルなら1.4Lでも60mm越えはなんとか出せるかもだが、アママルはきついかな
①1.4Lクリアボトル
半径6cm×半径6cm×3.14≒113㎠
②1.9L砂糖入れ
横15.5cm×奥行11.5cm≒178㎠
2025年10月予定
3齢中期からは色々実験してみます。
環境負荷をかけないようにほとんどの個体はこちらを行います。
フジコンバイオ発酵マット 5L 290円 (税込) 送料は多分買いに行けば0円。
大体10頭くらいを予定
確かブルマイスターツヤクワガタのレコード登録者の使用マットは「フジコンバイオ発酵マット」って聞いたことがあるので、ツヤクワの近縁種のマルバネでも有効かどうか確かめます。
マルバネは高添加の発酵マットをそのまま使用すると普通に落ちますが、継ぎ足しであればなんとか耐えてくれるはず。
特に外国産カブトマットは避けた方が無難です。
外国産カブトマットでヤエマルを全滅させたことがあるよ
赤玉土 110円(税込)?
大体10頭くらいを予定
これは実験ですが、赤玉土は鉄分を多く含んでいて幼虫の成長に作用するか試してみたいですね。
現状気になっているマットは、以下です。
少なくとも送料込みで10L1300円以内には抑えたいものです。
- 北斗恵栽園 クワガタ発酵マット 10L 1,265円(税込) +送料
- MDクワガタマットプロ改
- その他
国産マルバネ幼虫は野外では、タンニンの含有量が比較的少ないスダジイ、カシ類のウロの中のフレークを食していると言われています。※あくまでどんぐり中のタンニン含有量で木屑にどれだけ含有してるかは不明
一方、市販の発酵マットは大体はクヌギやコナラを粉砕したものや廃菌床由来のものが多いです。
北斗恵栽園のクワガタ発酵マットはブナを使用しており、ブナもタンニン含有量が少なくより適合するのではないかと考えています。
野外ヤエマル系はリュウキュウマツとか針葉樹のフレークも食べるらしい
タンニンは一般的に植物が昆虫や鳥などに食べられにくくするための役割を持っているようです。
昆虫類が消化するにはタンニンが少ない方がいいということですね。
ただし、タンニンの防腐作用でマットが劣化しにくくなるようで一概に悪いとも言えないです。
本来はヒラタやノコ用のマットですが、熟度はいい感じなのでおそらくマルバネにも使えるかと思います。
家の近くのショップでも売っているのがありがたいです。
家の近くの昆虫ショップの販売マットを試します。
3齢以降のマルバネは大体4ヶ月~6ヶ月に一回の頻度でマット交換をします。
中には10ヶ月くらい放置する方もいるようです。
気をつけなきゃいけないのが、マットの劣化と乾燥です。
水分量が多すぎるとマットが劣化してしまい、ダニや線虫が湧く可能性があります。
かといって乾燥しすぎると幼虫が落ちるかもしれません。
劣化と乾燥は様子を見ながらマット交換や水分調整を行います。
コバエについては僕はマットは冷凍処理をすることが多いため、ほとんど沸いたことがありません。
もし、5ヶ月に一回継ぎ足しをするなら、
2026年3月(2回目)が最後のマット交換になりそうですね。
・マットの水分量は普通ぐらいいつもより多すぎないように
・もしくは水分を吸収するように工夫する
・いくつか少し粗い粒子も混ぜ込む
水分量が多かったり、マットが微粒子すぎると作った繭玉の中で窒息するらしい
マルバネは大体1.7年~3年くらいで成虫になるので2026年8月くらいor2027年8月くらいまでで考えてます。